いつも買い物をしていて思うのが、
お店によって値段表示が異なること。
外食屋は税抜表示か税込表示
スーパーやコンビニは税抜表示
とお店や品物によって違います。
お店によって違うと混乱するんですよね。
他店より安いじゃん!
と思っても、
税込で値段が変わらないとか騙された気分になります。
トリックですね。
価格表示がなぜ混在するのか
基本は総額表示
国税庁
『No.6902「総額表示」の義務付け』
によりますと、
消費者に対して、商品の販売、役務の提供などを行う場合、いわゆる小売段階の価格表示をするときには総額表示が義務付けられます。
No.6902 「総額表示」の義務付け 2 より
例:
品物の総額 11,000円の場合、
- 11,000円
- 11,000円(税込)
- 11,000円(税抜価格 10,000円)
- 11,000円(うち消費税額等 1,000円)
- 11,000円(税抜価格 10,000円、消費税額等 1,000円)
のように、
- 総額表示のみ
- 総額表示のあとに税抜表示
することや、
逆によく見かける、
- 10,000円(税込 11,000円)
のように、
税抜表示のあとに税込表示(総額表示)も可能です。
総額表示なしは時限立法
総額表示なしの表示方法は時限立法でして、
平成25年10月1日から
令和3年3月31日までの間
となっています。
その間は、
誤認防止措置を講じていれば、税抜価格のみの表示などを行うことができます。
とありますので、
○○○円(税抜)
のみの総額表示なしでも
表示することができます。
今、コロナパニックで経済状態悪化していますので、
再延長があるかもしれません。
わしらに不利益は?
もちろんあります。
消費税が上がったよー
値上げしてませんよー
とはなるべく思わせないという心理的な方法です。
安く見せる
例:トアル食品 198円(税抜)
のみ表示されている場合と、
トアル食品 213円(税込)
を比べると、
払うお金は同じであるのに税込の方が高く見えませんか?
おまけですが、
下1けたが3という数字に違和感覚えませんか?
こうなると、
顧客の心理状態として、
「値上げした」
「便乗値上げ?」
と取られて、
お店の売り上げが減ってしまいます。
お店の悪いイメージを避け、
お客には安く錯覚させる。
買う時は
税込表示で考えましょう!
税込表示を小さくする
よくあるのが、
税抜表示を大きく表示して、
税込表示を小さく表示する。
極端にすると、
198円(税抜価格)213円(参考税込価格)
のような感じです。
こちらも買う時は、
税込価格の方を必ず確認しましょう!
カゴに入れてレジまでくれば…
「198円 プラス消費税」なんて、
その場で税込価格を計算しない人がほとんどです。
レジで「消費税込(8%) 213円」になって
「えっ、高い!」と思っても、
「買うのやーめた」
と言える日本人はほとんどいません。
- 一度決めたことは曲げない
- 間違えたことを認めたくない
- 間違いを認めると恥をかく
という心理状況に陥りやすいからです。
納得できなければ、
断る勇気
が必要です。
まとめ
値段を見る時は、
税抜価格か税込価格か?
を見る。
税抜価格であれば、
消費税8%で計算するのは面倒なので、
全て10%で計算する
そのうち、
すべて消費税10%以上になりますよ。
特に、外食で表示が税抜価格のみのお店は、
食べた後に払うと「えっ?」って思うこともあります。
880円(税抜)のみの表示の場合、レジで
「968円です。」
と言われると、失敗したーっという気分になります。
外食で1円単位なんて面倒で出したくないです。
余計な支出をしないためにも、
確認することは必要です。
こんな細かいことを考えるのは、
わたくしだけでしょうか?
これも節約の一歩であり、
感情ゼロ、理屈理論で考えるようにする。
今日もほのぼのです。
ありがとうございます。
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